2025/12/09
【重要】診断書と違う場所に痛みが出てきた場合の対処法
交通事故では、事故直後よりも 1〜3日後、あるいは1週間後 に痛みが現れることがよくあります。
そのため、最初に病院で書いてもらった診断書と 違う部位に症状が出る ケースは珍しくありません。
「首って診断されたのに腰が痛い…」
「肩や背中が後からつらくなってきた…」
そんなときにどうすればいいか、正しい対応を解説します。
✅ なぜ診断書と違う場所に痛みが出るの?
交通事故の衝撃は身体全体に伝わるため、
筋肉・靭帯・関節へ広範囲に負担がかかります。
時間差で痛みが出る理由は:
アドレナリンの影響で痛みを感じにくい
筋肉の緊張が遅れて強くなる
姿勢のゆがみが波及する
炎症が後から出る
医学的にも「交通事故は後から症状が出てくる」ことが一般的です。
⚠️ 【重要】2週間以内の申告で因果関係が認められやすい
交通事故の症状と事故の関連(因果関係)を保険会社が判断する際、
“事故から2週間以内に痛みを訴えているかどうか” が大きなポイントになります。
2週間以内 → 事故との因果関係が認められやすい
2週間以上経過 → 「事故と関係が薄い」と判断されるリスクが高い
👉 後から症状が出た場合でも、早めに医師へ相談することが非常に重要です。
✅ 痛みが出たらどうすればいい?
① 医師に再診して診断書へ追記を依頼
新しく痛みが出た部位を医師に伝え、
診断書の追記・別部位での診断を行ってもらいましょう。
診断書に記載されていない部位は、
保険会社が「治療の必要性がない」と判断する可能性があります。
② 整骨院でも必ず症状を共有する
施術者が全身のバランスを把握するため、
新たに出てきた痛みは漏れなく伝えてください。
③ 自賠責保険は後から出た症状にも対応可能
事故との関連が認められれば、
後から出てきた痛みでも自賠責保険で治療が可能です。
そのためにも、
早めの診察
症状の記録
継続的な通院
がとても大切です。
✅ 当院でできるサポート
堺市の当院では、
・医師へ提出する施術経過の作成
・保険会社とのやりとりサポート
・全身バランスを整える施術
を行っています。
📌 まとめ
交通事故の痛みは後から出てくるのが普通
診断書と違う部位が痛む場合は早期受診が必須
2週間以内の申告は因果関係を認めてもらうための重要ポイント
自賠責保険で新しい痛みにも対応可能
👉 痛む部位が増えた、違う場所がつらい…そんな方は早めに相談してください
2025/11/25
【3連休明けに交通事故に遭われた方へ】まずやるべきことと今後の流れ
3連休中は車の交通量が増え、交通事故の件数も多くなります。
「連休中に事故にあってしまったけど、どうすればいいかわからない…」
そんな方に向けて、連休明けに必ず行うべき対応をまとめました。
✅ 1. 警察へ届け出を行う
まずは必ず警察へ連絡し、「人身事故」として届け出ることが大切です。
休み中に対応できなかった場合でも、後日診断書を提出すれば人身扱いに変更できます。
👉 「物損扱いのまま」だと、自賠責保険での治療費・慰謝料が受けられません。
✅ 2. 医療機関での診断を受ける
事故直後は興奮や緊張で痛みを感じにくく、2〜3日後に首・腰・背中の痛みが出ることがあります。
連休明けには必ず整形外科などで受診し、診断書を発行してもらいましょう。
✅ 3. 整骨院でのリハビリ・ケアを開始
むち打ちや打撲は、放置すると慢性化することもあります。
当院では、整形外科と併用しながら
手技による筋肉の調整
骨格・姿勢のバランス改善
症状に合わせたリハビリ指導
を行い、痛みの根本から改善を目指します。
✅ 4. 自賠責保険で治療費0円
交通事故のケガは、自賠責保険の対象となります。
治療費は窓口負担0円
通院1日につき約4,300円の慰謝料
交通費や休業補償も支給対象
費用の心配をせずに治療に専念できます。
✅ 5. こんな症状は要注意!
首や肩のこり、だるさ
頭痛やめまい
背中・腰の痛み
手足のしびれ
連休明けにこれらの症状が出てきた方は、**むち打ち症(頚椎捻挫)**の可能性があります。
早めの受診・施術が後遺症を防ぐカギです。
📌 まとめ
事故後は警察・病院・整骨院の順に手続きを
「物損扱い」のままにしない
3連休明けでも早めの受診が大切
自賠責保険で治療費は自己負担なし
👉 「休み中に事故に遭ってしまった」「どこに相談すればいいかわからない」という方は、まずはご相談ください。
2025/11/10
【要注意】むち打ち後に手がしびれるのはなぜ?放置してはいけない理由
交通事故後、「首が痛いだけじゃなく、手がしびれる…」という方が増えています。
それは、ただの筋肉痛ではなく神経の圧迫や頚椎(けいつい)の歪みが原因かもしれません。
今回は、むち打ちによるしびれの原因と、整骨院でできる対処法を分かりやすく解説します。
✅ 手のしびれは「神経圧迫」のサインかも?
むち打ち症(頚椎捻挫)は、首の筋肉や靭帯だけでなく、
首の骨(頚椎)の並びがズレて神経を圧迫してしまうことがあります。
この神経圧迫が原因で、次のような症状が現れます👇
手や指のしびれ
握力の低下
肩や腕のだるさ
首を動かすとビリっと痛みが走る
放っておくと神経の回復が遅れ、慢性的なしびれになることもあります。
✅ レントゲンで「異常なし」と言われても安心できない理由
整形外科で検査をしても「骨に異常なし」と診断されることがあります。
しかし、レントゲンでは筋肉・神経・靭帯の微細な損傷や歪みは映らないのです。
「異常なし」と言われても、
✔ しびれや重だるさが続く
✔ 首を動かすと違和感がある
場合は、身体のバランスの歪みを整える施術が必要です。
✅ 整骨院でのむち打ち・しびれへの対応
当院では、交通事故によるしびれ症状に対して
頚椎・肩・背中の筋肉バランス調整
手技による神経圧迫の軽減
姿勢改善と再発予防
自賠責保険を使った施術費0円対応
を行っています。
痛みだけでなく「しびれ」にも早めの対応が大切です。
✅ 自賠責保険で治療費の自己負担なし
交通事故でのむち打ち・しびれ症状は自賠責保険の適用になります。
治療費0円
通院1日あたり約4,300円の慰謝料
交通費・休業補償も対象
費用を気にせず、しっかりと回復を目指せます。
📌 まとめ
手のしびれは頚椎の歪みや神経圧迫のサイン
放置すると慢性化・後遺症のリスクあり
整骨院では手技でバランスを整え、根本改善が可能
自賠責保険で費用負担なし
👉 「痛みだけでなく、しびれも気になる…」という方は、早めにご相談ください。
2025/10/20
【必読】交通事故の相手が無保険だった場合の対応とは?
「事故を起こした相手が保険に入っていなかった…」
「治療費や修理費はどうなるの?」
そんな不安を感じる方は少なくありません。
実は、日本では自動車を運転する際に「自賠責保険」への加入が義務付けられていますが、
それでも無保険(任意保険未加入・自賠責未加入)で走行している車両が存在します。
今回は、もし相手が無保険だった場合の対応方法をわかりやすく解説します。
✅ 自賠責保険と任意保険の違い
まずは基本を確認しておきましょう。
保険の種類 加入義務 補償内容 ポイント
自賠責保険 義務あり(法律で加入必須) 人身事故の被害者補償(最大120万円) 最低限の補償のみ
任意保険 任意加入 自分・他人・物損など幅広く補償 加害者が加入していないと補償されないことも
✅ 相手が無保険だった場合の対処法
① まずは警察に通報(必ず人身事故扱いで!)
事故後は、軽傷でも必ず警察へ通報し、人身事故として届け出ることが重要です。
事故証明がなければ、後から補償請求ができません。
② 「政府保障事業制度」を利用する
加害者が自賠責保険にも加入していない場合、
国が代わりに被害者へ補償する制度が「政府保障事業制度」です。
補償の対象:
治療費
通院交通費
休業損害
慰謝料
👉 自賠責保険と同様の基準で補償が受けられます。
③ 自分の「人身傷害補償」や「弁護士特約」を確認
自分の任意保険に「人身傷害補償」や「弁護士特約」がついていれば、
相手が無保険でも 自分の保険から治療費や慰謝料が支払われる 場合があります。
👉 保険証券を確認し、担当の保険会社へ連絡してみましょう。
④ 整骨院での治療も可能です
相手が無保険でも、整形外科と整骨院を併用した治療は可能です。
当院では、こうしたケースでも
政府保障事業制度の申請サポート
保険会社への報告アドバイス
継続治療のための施術証明発行
など、被害者の方を全面的にサポートします。
✅ 注意点
相手が任意保険未加入でも、自賠責保険加入の可能性は高いです。まず確認を。
加害者が逃げた場合(ひき逃げ)も政府保障事業の対象になることがあります。
📌 まとめ
無保険車との事故では、政府保障事業制度や自分の保険を活用する
人身事故扱いにしておくことが大切
整骨院でも手続きや治療のサポートが可能
👉 「相手が保険に入っていなかった」と不安な方は、早めにご相談ください。
2025/10/06
【要注意】保険会社と揉めた時の対処法とは?
交通事故のあと、治療を続けていると
「急に保険会社から治療を打ち切られた…」
「慰謝料が思ったより少ない…」
「担当者の対応が冷たい…」
そんな不安やストレスを感じる方が少なくありません。
今回は、保険会社とトラブルになった場合の正しい対処法をお伝えします。
✅ よくあるトラブル事例
1. 治療の打ち切りを求められた
「そろそろ治療を終わりにしてほしい」と言われるケース。
しかし、痛みやしびれが残っているうちは、無理に終了する必要はありません。
👉 医師や整骨院の先生に、症状が続いていることをしっかり伝えましょう。
「まだ治療が必要」という診断や施術記録があれば、継続が認められることもあります。
2. 慰謝料・休業補償の金額が少ない
慰謝料や補償金の計算方法は複雑で、保険会社によって提示額が異なります。
納得できない場合は、
弁護士に相談する
「弁護士特約」を使う(費用は保険でカバー可能)
ことで、適正な金額に見直されることがあります。
3. 担当者の対応が不誠実
電話で強い口調だったり、説明が不十分な場合は、すぐに記録を取りましょう。
日時・担当者名・会話内容をメモ
可能であれば録音
そのうえで、保険会社の相談窓口や第三者機関(交通事故紛争処理センターなど)へ相談を。
✅ 揉めたときの冷静な対応ポイント
感情的にならず、すべて記録する
第三者(整骨院・弁護士)に相談する
治療の継続は医師や施術者の判断を優先する
「保険会社が言ったから…」と我慢してしまうと、回復が遅れる・補償が減ることにつながります。
✅ 当院でできるサポート
堺市の当院では、交通事故後の患者様に対して
保険会社とのやり取りのアドバイス
継続治療の必要性を示す施術証明
弁護士特約の相談先紹介
などを行っています。
📌 まとめ
保険会社の言うままに治療をやめる必要はない
慰謝料・補償金に納得できない場合は弁護士特約を利用
記録と相談を早めに行うことが解決のカギ
👉 「対応にモヤモヤする」「もう治療できないと言われた」
そんなときは、一人で抱え込まずご相談ください。